Ligeti Weekend
- Takuro Kurokawa
- 2019年3月4日
- 読了時間: 2分

タイトルの通り、リゲティ作品を堪能した週末でした(笑)余韻に浸って、色んなリゲティ作品を漁って聴くここ数日です。
3月1日㈮ いずみシンフォニエッタ(指揮:飯森範親さん)で、A.ゴーサン、リゲティ、オネゲルという3人の作曲家の作品を聴く、濃~いコンサートでした。

中でも、神尾真由子さん独奏のリゲティ作曲、ヴァイオリン協奏曲は圧巻でした。前日にふと気になって楽譜を久しぶりに開けたのですが、改めて読んでみるとゾッとするほど緻密な構成力と摩訶不思議なサウンドに呆然。上演されることが少ないのもうなずける壮絶な作品を生で味わえたのは、本当に幸せに思います…!
3月3日㈰、ドルチェ・アーティストサロン大阪にて行われたアンサンブル・コラソンのコンサート。今回、スメタナの弦楽四重奏曲第一番を木管五重奏に編曲させていただきました。自分の中ではたくさん反省点のある編曲でしたが、たいへんうれしいことに好評をいただいたようで、携われて本当によかったです。
京芸同期の刀田くん以外は今回初めてご一緒するメンバーでしたが、たいへん素晴らしいアンサンブルで、また機会があれば携われたら、と願っています。

その演奏会で、リゲティ作曲「木管五重奏のための6つのバガテル」を聴きました。こちらは初めて聴く作品でしたが、まだ若い頃の作品のはずなのに、既にとんでもない個性が発揮された作品で、とても刺激を受けました。
今年に入ってから、こうやって面白い演奏会や機会をいただくことが多くなっているのは本当にうれしいです。少しずつでも、自分の作品に還元できますように…!
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